最近のお気に入り

目があつくなる前に
目から透明が頬をつたう
泣きたい時はいつも平然としていて
気がついたら涙はそこにある
小さな頃から
私にだけ悲しいことが起きたらいいのに
と思うときがある
そしたら「今私は悲しいです」と
胸を張って宣言できるのになと思う
と、同時に、今この瞬間には
身に悲しいことが起きている人は
たくさんいて
私なんかと比べ物にならないくらいの
何かを抱えている人がいると思うと
さらに私が抱えるこの感情の
取り扱い方が難しくなる
悲しいなんて
上も下もないのになと
今これを書いている時にやっと
思うことができる
月に1回
自分も周りも世界も
何の意味もないのかなと
根拠もなく
心から思える時期がやってくる
もっとポジティブにとか
少しネガティブだねとか
そういう
考え方や切り替え、
みたいな取り扱いができないもので
私が私をそういうふうに見つめていて
私が世界をそういうものだと思っている
だけなのだけど
誰も必要としていない事実と
とても冷たい世界がそこにある
もっといえば
世界が冷たいのだ
そんな世界に生きる
そんな私は世界にとって
意味なんてあるはずがない
だから自分を放置する
何も意味がないのだから
私に「ご自愛」は難しいなと思いながら
崩れるのではなく
気晴らしをするのではなく
どうしようもないねと
見つめておく
そういう時間があると
さあどうしようかなという私が
向こうからやってくる









