最近のお気に入り

表現しようとすると、

何も生まれない気がして

今日のことをぽつぽつと集めると

何かになる気がします

何かはもうそこにあるので

見つけていきたいなと思います

最近はすぐに眠ることができている

眠るとは
私が私を寝かしつけてあげている感覚で
「眠いので寝る」を忘れてしまった私を

どうにか眠りに落ち着かせる

だから

寝かしつけるのがうまくなった、

のほうが適切かもしれない

朝起きて、部屋の中で、

「今だ!!」とすきを狙ったように
そそくさと歩き出した

小さなクモと出会ってしまって

思わず人差し指でつぶしてしまった

人差し指をひっくり返して

見つめていると
あっ、と

つぶしてしまったことを

ゆっくり自覚しはじめる

反射的に動いてしまったので

どうしようもできなかったけど
何か違う方法があったかもしれないなと思った

ごめんねと思うことも何かちがくて
どうすればよかったのかが

ちょっとわからなくなって
人差し指と一緒に止まっていた

今日の夢にも

小さな虫たちがいっぱい登場してきて
困ってしまったことを思い出した
あとで夢占いを検索してみよ

思い出すときは
そういった記憶の細かすぎて
誰にも知られていないような

そんなところからやってくる

私すら知らなかった私と今が
ちょうど重なった時に、

思い出になる

だいたい思い出すのは
楽しかった〇〇とかのような

一言では表せないもので

胸の裏側あたりが

「きゅう」と音がなるような
苦しいのか寂しいのか嬉しいのか

よくわからない気持ちだけが
思い出される

その「きゅう」と鳴ったものが

思い出の本性だと思う

「きゅう」と鳴る音が聞こえるのは
今の私が別の何かを無意識に纏い

生活するようになり
今と違う時間を

進むようになってからだと思う

私は今を、

早く思い出として懐かしく眺めたい

今を懐かしく眺められたときに
やっとどうすればよかったのかが

わかる気がする
やっと抜け出せる気がする

どうすればいいのか知りたいのは今で
今知ることができなければ

意味がないのに

早く今から抜け出すために
別の何かを纏おうとすればするほど
別の何か違う時間を

進もうとすればするほど進まない

何か偽物な気がして
何者にもなれない私と

よくわからない気持ちが2人きりになる

思い出は思い出したい時に

思い出すことができなくて

ひょんな時にやってくるので

いきなり鳴る「きゅう」という音に

美しさをい感じるのだと思います

ちょうど焚いていたお香の小さな赤が
白く灰の粉になった状態を見て
ツーっと柔らかい曲線を描いてのぼっていく綺麗な煙と香りが思い出になってムコウからやってきた

灰にならないと
美しいを認められないなんて嫌だけど

「今のままでいいんだよ、

ちょっとずつでいいんだよ」と囁いてみて

今夜も

寝かしつけてあげようと思います

Latest Articles

  • 卵を買いたかっただけなのに

    卵を買いたかっただけなのに

  • 関心がない君を無関心になれない

    関心がない君を無関心になれない

  • お米を炊いておくことがいちばん重要

    お米を炊いておくことがいちばん重要